【GST-7】ユピテルゴルフスイングトレーナーの使い方を詳しく解説【気になる精度検証も】

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【ユピテル ゴルフスイングトレーナー GST-7】は、あなたのヘッドスピードや飛距離をサクッと計測できるゴルフ練習グッズ。

こちらの商品は、

  • 飛距離測定グッズの中では最安値レベル
  • 置いて、打って、見るだけ の超お手軽な使いやすさ
  • コンパクトなサイズ感で、キャディバッグに忍ばせてどこの練習場でも大活躍(もちろんラウンドでも!)

このような魅力があります。

あなたは自分の飛距離をしっかり把握していますか?

皆さん

「練習場の距離表示を参考に、まあ何となくは・・・?」

練習場の距離表示は、自分の直線方向にあるわけではないし、せいぜい10~20Y刻み。

反面、距離計測器を使えば、あなたの球を実際に計測し、1Y刻みで距離が出ます。
(もちろん、精度の問題はありますが。)

1万円ちょっとで買える、今や一人一個は持っておくべき練習グッズ。

ぜひこの機会に検討してみてください。

本記事ではユピテルスイングトレーナーの魅力を紹介しつつ、実際に打ってみての精度確認や細かい使い方、使用時の注意点などをまとめました。

ユピテル ゴルフスイングトレーナー GST-7を選ぶ3つの理由

距離測定器の中では最安値レベルのコスパ

魅力の1つ目はコスパの良さです。

飛距離測定器はそこまで競合商品はないのですが、代表的なもの3つで比較してみます。

メーカー ユピテル プロギア ガーミン
品番 GST-7 RED EYES HS-130 Approach R10
価格(Amazon) 13,682円 19,800円 76,000円
ヘッドスピード
ボールスピード
ミート率
推定飛距離
スピン量 × ×
弾道 × ×
駆動方式 充電式 単4電池×4 充電式
アプリ連携
サイズ(縦×幅×厚み[mm]) 124×60×18 116×55×48 89×70×25

 

このように、価格帯ではユピテルのGST-7が最も安いです。
(ガーミンのR10 というものは、コンセプト的により上位な、弾道やスピン量計測まで備わったモデルになります。このレベルになると価格帯もグッと上がってくる、という参考までに)

厚みも薄いので、キャディバッグにサッと収納出来ていつでもどこでも使えます。

さらに駆動方式は充電式で、電池のようにいちいち買ったり捨てたりする必要がない点もGoodですよね!

置いて、打って、見るだけ。超お手軽に使える

続いての魅力は、お手軽さです。

例えばガーミンのR10という製品は、三脚のような足場を作って設置、スマホアプリとつないで、結果確認はスマホを毎回見る必要がある。

少し手間に感じますよね。

しかしこのユピテルGST-7では、

  • ボタン押して電源を入れる
  • 使用クラブを合わせる
  • ボールの後方に置く
  • 球を打つ
  • 表示を見る

これだけです。アプリと連携させたり、設置の手間だったりは、一切ありません。

このお手軽さも魅力のひとつです。

(ちなみに連携スマホアプリも準備されていて、データの蓄積、家でのデータ確認もできます)

手のひらサイズのコンパクト。どこの練習場でも、ラウンドでも活躍

最後の魅力はコンパクトさ。

薄いのでキャディバッグの小さいポケットに入ります。こんな感じです。

キャディバッグに収納できる様子

いちいち別で持ち運ぶ必要がありません。練習場で、

皆さん

「あ!忘れてきた!机の上に出しておいたのに・・・」

なんてことは起きません。キャディバッグに入れておけばいいので。

またラウンド中でも手軽に取り出せますので、本番の距離測定にもサクッと使えます。

このように、コスパの良さと手軽さが魅力の練習グッズです。

早い、安い、ウマい

3拍子揃った(?)ユピテルゴルフスイングトレーナー。検討してみてはいかがでしょうか?

ユピテル ゴルフスイングトレーナー 詳細な使い方

ここからは実際にどのように使っていくか、レビュー的な感じで紹介していきたいと思います。

基本的な使い方

まずは一番シンプルな使い方です。

  • ボタン押して電源を入れる
  • 使用クラブ設定を合わせる
  • ボールの後方に置く
  • 球を打つ
  • 表示を見る
基本的な使用方法を説明した画像

置く、打つ、見る。これだけ。とっても簡単です。

使いこなし①:スマホアプリと連携

続いて使いこなしについてです。アプリと連携することでスマホで結果を確認したり、履歴データの確認ができます。

連携アプリは以下になります。

GST App

GST App

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お持ちのスマホと、Bluetoothを使ってユピテルスイングトレーナーと接続することになります。

アプリとの連携手順

  • スマホのBluetooth設定をONにしておく。スイングトレーナー本体は電源OFFにしておく
  • 電源ボタン+矢印上ボタン を同時に2秒ほど押す
  • 本体右上が青く点滅
  • スマホでアプリを起動し、接続する
  • 本体の青点滅が消えたら、接続完了
アプリとの連携手順を説明した画像

アプリとの連携メリットは、履歴の確認

アプリと連携すると、画像のように結果がスマホ画面に表示されるようになります。

アプリで表示される結果

アプリ連携で使うとしたら、履歴の確認ですね。

アプリでの履歴確認その1

このように、クラブ別に各種データが蓄積されており、見ることができます。

真ん中の点は、平均値を示します。

こちらはリアルタイムで本体とつながってなくても、一度つながればそのタイミングで本体に蓄積されているデータが一括で同期されるようです。

なので、家に帰ってスマホで飛距離データを確認できます。

しかし注意点が。

アプリでの履歴確認その2

ですので、何日前に打った球なのかが分かりません。そこは何となくご自分で覚えておくなり、あきらめるなりする必要があります。

また、履歴は左にスライドすることで削除も可能です。

アプリからの履歴削除方法

使いこなし②:飛距離係数の設定

ユピテルスイングトレーナーで測定される飛距離データは、打ったボールそのものから計算されます。

つまり、練習場ボールで打ったら、練習場ボールでの飛距離となります。

練習場ボールは本番のボールより飛ばない

のは、皆さんご存じかと思います。

そこで本製品には、

クラブごとに飛距離係数が設定可能

です。練習場で、本番ボールだったらどれくらい飛んでいるんだろう?と思ったら、この飛距離係数を設定しておけば何となくわかるということですね。

飛距離係数設定方法

  • 本体の電源OFFにしておく
  • 電源ボタン+矢印上ボタン+矢印下ボタン を同時押し
  • 設定したいクラブを選択し、□マークボタンを押す
  • 矢印ボタンで係数を設定(100が基準のパーセント表示。1.1倍にしたいなら110にする。)
  • 再度□ボタンを押すと、クラブ選択に戻るので、繰り返し設定していく
飛距離係数の設定方法を解説した画像
皆さん

「・・・飛距離係数と言われても、どれくらいに設定すればいいの??」

と思われますよね。

こちらで解説していますが、ざっくり目安を示します。

飛距離係数の目安

  • 100ヤードを超えるクラブ(PWより上): 110
  • 100ヤード以下(アプローチ): そのまま

本番はアップダウンがあったり、風があったりラフにいけば芝の長さだったり、こういった変化要素があるので一概には言えません。が、単純にボール性能のみの違いは、ざっくり1.1倍と思っておけばいいでしょう。

どこで買える?最安値はどこ?

ユピテルゴルフスイングトレーナー GST-7 の購入は、お近くのゴルフショップか、ネットショップとなります。

個人的にはゴルフショップに在庫があるかは分からないと思いますので、ネットショップがおススメです。

Amazon、楽天、Yahooショッピングを調べましたが、Amazon が最安で取り扱っているようです。
(※2024年1月現在)

値段を比較した画像

商品リンクは以下より。

オマケコーナー:気になる測定精度を検証(およそ±10Y)

実際にどれだけ正しく飛距離を測れているのか?

気になったわたしは、コースで測定して検証してみました。

検証方法

使用クラブ:ドライバー(1W)

  • ユピテルスイングトレーナーでティーショットを打ち、数値を記録
  • 腕時計型距離計測器で、実際の飛距離を計測し、比較

実際の飛距離測定に用いたのは、ライザップゴルフ プライムコース特典でいただいたものです。
(市販もされていまして、 ショットナビ ハグ という商品になります。)

極力フラットなホールで、合計3球測定しました。結果は以下の通り。

ユピテル表示距離実際の飛距離差分
1球目243Y205Y+38Y
2球目245Y249Y-4Y
3球目269Y260Y+9Y

ユピテルでは出だし直後の速度をレーザーで計測していると思いますので、打球の途中からの曲がりはあまり精度よく出せないのかな?と考察しています。

1球目の比較結果
2球目の比較結果
3球目の比較結果

飛距離精度は十分。ヘッドスピードは若干精度が悪そう?

風や芝の状態、打ち上げ打ち下ろしなどもあることを考えれば、しっかり当たった2,3球目はそこそこしっかり距離を測定できていると思います。(10Y以内なので、十分ではないでしょうか。)

とは言いつつ、ヘッドスピードに関しては少し早すぎだったり、遅すぎる?という結果です。

現状ではヘッドスピードの測定に若干精度の悪さを抱えているのかな、と思わなくもないです。

ただし、私自身の腕前もあるでしょう。
安定したスイングの人なら、より精度は上がる可能性はあります。

精度確認まとめ

  • しっかり打てた球なら、そこそこ信用してよい飛距離が計測できている
  • 途中から強いスピンで飛距離をロスするような球は、精度が落ちる
  • ヘッドスピードは若干ばらつきが大きそう

これらは、あくまでわたしの勝手な考察です。どうぞ参考までに。

とれお

しっかり打てた球なら測定精度は高いと感じましたので、十分に使えるアイテムだと改めて思いました!

気になる方は以下のリンクをご覧ください。

オマケコーナー:レンジボール(練習場ボール)とコースボールの違い

さて、最後に飛距離係数をどう設定したらよいか?について考えます。

同じようなヘッドスピードデータで、ドライバーで、練習場と本番での数値を比較してみました。

コースボールとレンジボールの飛距離の違い

同じヘッドスピードで、コースボールの方が練習場ボールの 1.18倍飛んだという結果です。

しかし、先ほども言ったようにヘッドスピードのデータは若干怪しい部分もあります。。

そこで、少し外部のデータをお借りしたいと思います。

わたしよりもよほど腕前の高い方がウェッジ~ドライバーまで幅広く検証されているので、信用に足ると思います。

こちらの記事によりますと、

おおよそ100Y以上を超える場合は 1.1倍、それ以下は同等

と結論付けられています。

よって、飛距離係数を設定する場合は以下のような目安で良いのではないか、と思います。

飛距離係数の目安

  • 100ヤードを超えるクラブ(PWより上): 110
  • 100ヤード以下(アプローチ): そのまま

ユピテル ゴルフスイングトレーナー GST-7のQ&A

ランは考慮されている?

考慮された値が表示されます。ユピテル社独自のデータを基に自動で計算されます。

クラブごとの設定(ロフト角)はどうなっている?

各クラブのロフト角条件

こちらのように、クラブごとのロフト角はあらかじめ設定されています。
こちらは変更不可です。

後継モデルはある?

GST-8という後継モデルがあります。

値段は19,800円ほど。練習場では上手く打ててしまうが、本番でダフる。。。

そんな問題を解決すべく、画像解析によるショット分析機能や、アプローチ練習モード(目標物との距離差を計測)が新規追加されているようです。

お手軽に距離計測したいなら、ユピテル一択!今すぐ買ってみよう

【ユピテル ゴルフスイングトレーナー GST-7】は、コスパよく、お手軽に、ヘッドスピードや飛距離を測定できるアイテム。

  • あれ・・・?思ったより飛んでない?番手ごとの飛距離、しっかり把握しておいた方が良さそうだなあ
  • 飛距離を伸ばしたい、けどドライバーなんて奥のネットに当たって実際何ヤード飛ぶのかよくわかんないなあ

そんな悩みを持った方にフィットするアイテムです。

ぜひこの機会に手に取ってみては、いかがでしょうか?

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