皆さんこんにちは。とれおです。
ゴルフをしている方がとりあえず初めに立てる目標スコア、100切り。
「あこがれは大きいけれど、なかなか達成できない、、」
「そもそもどれくらいの人が100切りを達成しているの?」
「100切れたら、すごいと言っていいよね・・・?」
「どんなレベルが必要で、どんな練習をすればいいの?」
本記事ではそんな皆さんの悩みにお答えします。
本記事を読むメリット
- 100切りというスコアの作り方を知れる
- 100切りするための各クラブのレベルの目安を知れる
次回のラウンドや今後の練習で生かし、皆さんの100切りに貢献出来たらうれしいです。
筆者の実績紹介
- 初ラウンドスコア:180over
- 100切り達成:初ラウンドから9か月(スコア98)
- 100切り期間中の練習量:週3~4/200球程度の練習
- ラウンド量:月3~4回
あまりにも絶望的な初ラウンドスコアですが、それが悔しくて猛練習とラウンドを重ね、1年以内に100切りを達成しました。
つまり、絶望的センスなし男でも達成できるので100切りは誰でも達成できます。
正しい考え方やコツを身に着けることで、誰でも到達できるんです。
ぜひ本記事の内容を参考にしていただけたらと思います。
100切りを達成している割合はどれくらい?100切りはスゴイ?
まずはじめに、100切りというのはどれほどのレベルなんでしょうか?
100切りを達成するまでの期間、ラウンド数、達成者の割合、などのデータをこちらの記事で解説しています。
興味があれば、ぜひご覧ください。
100切りができる人の割合や期間を解説
ざっくりまとめると、
100切りまでの期間は月イチラウンドで平均2~3年、ラウンド数は20~30ラウンド程度
です。
ゴルフを続けてきた人なら、1回は切ったことがある、という人はそこそこいるでしょう。
しかし、安定して100切りとなるとまた話は別。
少なくとも始めて10年以内だと、上位半数以内です。
10年続けても、半分以上は安定して100を切れない。これが現実です。
まだ切ったことがない人は、もちろんベスト100切りを目指しましょう。
そして1回切れた!で満足せず、安定した100切りを目指しましょう。
ここからはその方法について解説していきます。
100切りに必要なマネジメント
まず第一に重要なのは、マネジメントの考え方です。スコアメイキングですね。
ゴルフというのは淡々とスコアを積み上げていくゲームです。
100というスコアを17番ホールで超えていたら、もう100切りは無理なんです。
そんな状況にならないために、マネジメントが重要です。
各ホールの基準は、ボギーで考える
よく聞く話かと思いますが、まずこの考えをしみこませてください。
100切りに必要な大前提の考え
- 全ホールボギー = 合計スコア90
- 全ボギー+9 = 99
このようになります。
ボギーを自分の中の基準に設定して、そこから+9までが、100切りに必要なスコアとなります。
パーやバーディは、必要ありません。狙う必要なしです。
たまたまパーオンしたらラッキーパンチで狙う、くらいで、基本はボギーで上がればいいんです。
やらかし(OB,大たたき)への許容度を知り、焦らない
ゴルフはミスのスポーツですよね、たくさんのミスがあると思います。
初心者がよくやるミス
- ティーショットのOB
- バンカーでの大たたき、ホームランOB
- 池ポチャ
- アプローチでのトップ、ダフリ
- 4パット
などなど・・・しかし
100切りにおいてはこういったミスもある程度は許容されます。
例えば、ティーショットのOBはどれだけ響くでしょうか?パー4で考えますと、
プレーイング4からグリーン周りへ ☞ アプローチ ☞ 2パット
であれば、7打なのでトリ、ボギー+2 ということになります。
つまり、これを4回繰り返しても全ボギー+8なので、100は切れます。
ティーショットOBは4回までOKです!
大切なのは、やらかした瞬間、うわ~~と思って萎えてしまわないことです。
冷静にスコア影響をとらえて、落ち着きましょう。
このミスでボギー+〇、まだいける!次!切り替えて集中!
焦らず次のショットから頭を切り替えることが大切です。
ボギーで上がるということ
ここまでスコアメイクについてお話してきまして、ボギーで上がることの重要性を解説してきました。
ざっくり100を切るには、
基本はボギーで上がれるけども、多少のOBやハザードへのミスも許容される
でした。
では、ここからはボギーで上がれるスキルについて解説していきます。
パー3,4,5 別に各ショットで求められるレベルは下記の通りです。
パー3をボギーであがるには
- ティーショット(アイアン):ハザードを避けてグリーン周り50Y程度以内に置ける
- 2ndショット(アプローチ):グリーンに乗せられる
- パター:2パットでカップインできる
パー4をボギーであがるには
- ティーショット(アイアン):ハザードを避けてグリーン周り50Y程度以内に置ける
- 2ndショット(アプローチ):グリーンに乗せられる
- パター:2パットでカップインできる
パー5をボギーであがるには
- ティーショット(ドライバー):OBやハザードを避けて打てる
- 2ndショット(ウッドorアイアン):OBやハザードを避けてグリーンが見える位置までボールを運べる
- 3rdショット(アイアン):ハザードを避けてグリーン周り50Y以内に置ける
- 4thショット(アプローチ):グリーンに乗せられる
- パター:2パットでカップインできる
このような立ち回りができれば、各ホールをボギーで上がれるようになります。
そして、このレベルを達成するために、各クラブに求められるレベルを示していきます。
ボギーで上がるために必要なショットレベル
ドライバー:OBやハザードを避け、180Y程度打てる
ドライバーといえば一番飛距離の出るダイナミックなクラブ、ブンブン振り回してドカンと飛ばして気持ちよくなりたいですよね。
気持ちはわかりますが、100切りの上ではドカンと飛距離を稼ぐ必要はありません。
ドライバーはパー4、5のティーショットで使用するクラブです。
ボギーのためにドライバーで求められるレベルは、
OBやハザードを避けてグリーンが狙える位置にボールを運ぶ
でした。ここで考えてみます。
逆算で考えるドライバーに必要な距離
- 350ヤードパー4
- 3打目アプローチ:50ヤード
- 2打目アイアン:120ヤード
- 1打目ドライバー:350 - 50 - 120 = 180ヤード
ドライバーで必要な飛距離は 180Y程度 となるんです。意外と少なくないですか?
もちろんホールの長さはまちまちです。
それでもアイアンで150Y程度打つことができれば、
そこそこ長いパー4だとしてもドライバーは180Yで良いんですよね。
ボギーを狙う上では飛距離はそこそこに、OBやハザードを避けることが最重要になります。
多くの方はこれをしっかり理解せずに、あるいは分かっているけど飛ばしたくて、
黄旗(およそ230Yに設けられている目印)超え狙うぜー!OBやらかした~
などと言ってスコアを崩していく印象です。
かくいう私も、いまだにやらかしてはいますが・・・。
飛ばしたい気持ちはわかりますが、
まずは180Y程度の飛距離で方向性重視で練習しましょう。
ちなみにティーショットはドライバーに限らない、という考え方もあわせて大切です。
OBしないマネジメントですね。
ティーショットのOBで悩んでいる方はコチラ
アイアン:OBやハザードを避け、100~150Y程度を打てる
アイアンは主にグリーンを狙うショットで使うクラブになります。
最低でもグリーン周り50Y以内まで持っていければOKです。
もちろんバチっとグリーンに乗せられたら気持ち良いのですが、
グリーンの周りにはそれを簡単にはさせてくれないバンカーさんたちがパックリ口を開けて待っています。
ちょっとでも気になったら、
バンカーには届かない距離で手前に刻み、残りはアプローチショットに任せるようにしましょう。
一番重要なのはバンカーに入れないことです。
ここでバンカーに入れてしまうと、次のアプローチショットで叩く可能性が出てきてしまい、
ボギーで上がれる確率はグッと下がります。
距離としては、150Y程度まで打つことができれば十分にグリーン周り50Yまで運べるでしょう。
アプローチ:50Y以内を、グリーンオンできる
ドライバー、アイアンで運んできたボールを、いよいよグリーンに乗せるのが、このアプローチです。
ドライバーやアイアンは多少方向がブレても、そのあとカバーできます。
しかしこのアプローチは、ミスが許されません。
ここで1打ミスすると、次でピッタリ寄せて1パットしないとボギーでは上がれません。
最低でもグリーンに乗せることが、マストになります。
2ndショットまでの状況で、残り距離はばらつくので
10Y刻みで打ち分けられる必要もあります。
100切りの上で最優先で身に着けるべきは、このアプローチショットだと思います。
50~10Yまで、自分のクラブの振り上げる高さ(腰の高さまでで〇Y、や肩の高さまでで〇Y、など)の目安を作り、再現性を高めていくのがおすすめです。
私自身ゴルフ仲間を見てきた経験上、
スコアがまとまらない人のほとんどは、このアプローチでONできない、が原因にあると強く感じます。
考えてみれば当たり前ですよね。どんなにティーショットやアイアンが上手く打てても、
アプローチでチョロ、ダフ、オーバー、バンカー、、、いつまで経っても上がれません。
パター:2パットでインできる
アプローチショットが上手くなってくると、
およそカップ回り10m以内にはつけられるようになってきます。
ここで2パットでカップインできると、晴れてボギーで上がれるます。おめでとうございます!
パターでは1パット目は寄せる意識を徹底することが重要です。
1パットを狙いたくなる気持ちも分かりますが、パターでミスすると今までのすべてが台無しになります。
基本は2パット狙い、3パットは1ペナ、4パットはOB同等と考えましょう。
ドライバーイズショウ、パットイズマネー
という言葉もあるほどパットは重要です。練習できる機会も限られています。
ラウンド前の練習グリーンをしっかり活用して上達していきましょう。
パターのコツと練習方法はコチラ
100切り達成するために必要な練習
最優先はアプローチ練習
上記のレベルを達成するために、どんな練習をしていけばいいでしょうか。
何よりもまず優先すべきはアプローチ練習になります。
100切りを目指すうえでの練習内容については下記で詳しく解説しているので、ご覧ください。
100切りに近づく練習方法はコチラ
自分の課題をクリアする練習を
具体的な練習内容ではありませんが、自分の課題に常に向き合った練習を行いましょう。
ラウンドに出たら、必ず何かしら課題が見つかるはずです。
- ドライバーがまともに当たらない、OBかチョロしか出ない・・・まずは軽く振ってあてられるよう練習だ
- アイアンのトップでスコアを崩した、練習場で頭が動いていないか確認して直そう
などです。
課題を見つける→練習→次のラウンドまでに改善する
これの繰り返しで、いつか100が切れるようになるでしょう。
このあたりの重要さはこちらの記事でも解説しています。
課題の重要さはコチラで解説
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、100切りを目指すうえでの重要な考え方を主に解説しました。
毎回毎回ピン方向を狙って、グリーンに一番近づける飛距離を打てば良い、という話ではなく、
ボギーを目安に無理はせず、ショートゲームの精度を高めていくことが重要です。
是非今回の解説を参考にしていただき、皆さんのスコアアップにお役に立てたらうれしいです。
練習とラウンド、頑張りましょう!!
最後に:以下に当てはまる方は要注意!
ここまで読んでいただいたゴルフ愛好家のあなた。以下に当てはまっていないか確かめてみてください。
- 独学で練習を続けており、1~2週間に1回は練習場に行っている
- ベストスコア更新から2年以上経っている
こんな方は、
独学での上達に、限界がきているかもしれません
本ブログ記事やYouTubeなど、今はタダでたくさんの情報が手に入る時代。
だからこそ、情報過多で何を信じていいかわからず・・・
「結局、上達しない日々の繰り返し」
「さすがに嫌気がさしてきた」
そんなあなたの状態が続くと、
「ベストスコア更新、いつだったかも思い出せない過去の話になったなぁ。」
「どれだけの金額を練習に費やしただろうか・・・体も前みたいに動かなくなってきた。」
「今さら新しいこと習うのもなぁ、クセがついちゃってるだろうし。」
そんな避けたい未来が、待っているかもしれません。
ブログもYouTube動画も、情報は発信者からの一方通行。あなたが正しく実践できているかどうか、見てくれる人はいません。
ゴルフスクールに入れば、専門家があなたの悩みに寄り添い、あなたに合った上達の道を示してくれます
私もベストスコアが伸びずはや3年、、、
さすがにこれではだめだ、と思いライザップゴルフへの入会を決心しました。
染みついたあらゆるクセが明らかになり、正しい方向に修正中です。
独学が長い人ほど、早く人に見てもらった方が良い。心からそう思います。
あなたも専門家に見てもらうことで、
「数年ぶりのベストスコア更新!?やった」
「周りからスイングがきれいになった、そんなに飛距離出てたっけ?と言われてうれしい!」
「競技とか、挑戦してみようかな・・・?」
こんなワクワクする未来が待っているかもしれません。
過ぎ去ってしまった時間は、お金では取り返せません。
これ以上時間を無駄にしたいためにも、1つ決心してゴルフスクールを検討してみてはいかがでしょうか。
興味が湧いた方は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。
わたしが通うライザップゴルフに関する記事はコチラ。
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それでは本日はこのあたりで失礼します。
お読みいただきありがとうございました!