みなさんこんにちは。とれおです。
ゴルフがなかなか上達しない・・・
練習もラウンドも行っているのに、一向にスコアが伸びてこない・・・
いい加減100を切りたいのに、全然切れる気がしない!
こんなお悩み、抱えている方多いのでないでしょうか?
ゴルフはそれなりにお金も時間もかける趣味、せっかくやるなら上手になりたいですよね。
何事も同じではありますが、ゴルフにおいてもただ何となくやっているだけでは一定のレベルを脱することはいつまで経ってもできません。
本日はそんなゴルフが上達しない人のたった一つの特徴について紹介したいと思います。
裏を返せばこの特徴を理解し、改善することで誰もが上達に近づけます。
ぜひ本日の内容を理解し、明日からのゴルフへの向き合い方の参考としてください!
Contents
上達しない人の特徴:目標設定をしていない
早速結論を書かせていただきました。
そう、上達しない人の最も致命的な特徴は、目標設定をしていないことです。
おいおいちょっと待て、俺はしっかり目標設定しているよ、今年こそは100を切るんだ!
目標設定なんて基本中の基本、そんなことはやっているんだよ、適当なことを言わないでくれよ!
わかります、私も同じで、とりあえず100を切るぞ、とか、ドライバーもっと飛ばすぞ、とか、そんな目標らしきものを設定していました。
もちろん、何もないよりもこういったものがあった方が上達はできますが、それで達成できるのは一定レベルまでです。
元々持っているポテンシャルはひとそれぞれ。
生まれ持った運動神経や、昔のスポーツ経験など、人によって持っているものは違います。
それによってただ何となくで100を切る、90を切る、あるいは70台なんてできる人も、中にはいるでしょう。
しかし、どんな人にもなんとなくで行ける場所には限界があります。
そう、多くの人はこのなんとなくでたどり着ける場所で、諦めてしまうんです。
少し耳が痛いことを書いてしまったでしょうか。
俺はエンジョイゴルファーで良い、ゴルフって楽しむもの、上達ばかり目指して殺伐とした雰囲気でゴルフするのは違う!
もちろん、大前提は楽しむもの、ゴルフへの向き合い方は人それぞれです。
しかし本当に上手くなるためには、何となくを脱して真剣にゴルフに向き合う必要があります。
この先はそんな、本当にゴルフが上手になりたい人に向けた内容です。
興味があれば、読み進めてみてください。
本当の目標設定とは何か?
先ほどの項目ではなんとなくの目標設定というものについて書きました。
私が思う本当の目標とは何か、まずはそこを説明していきます。
それは、目標と課題、アクションがセットになっている、と私は定義しています。
まず達成したいスコア目標を設定する。
大切なのは、スコアで設定することです。飛距離とか、スイングをきれいにしたいとか、色々ありますが、ゴルフは結局スコアで語るものなので、上達するにはスコア目標を設定することが大切です。
そして、スコア目標に対する自分の今のスコアを確認する。
更にそのスコアになっている原因、改善すべき課題を抽出する。
(アプローチなのか、方向性なのか)
ここまでできたら、あとはその改善を実行していく、ということになります。
いやいや、普通のことじゃないか!と思われる方もいるかもしれません。
しかし、この普通のことをできている人が何人いるでしょうか?
以下では普通の人がやりがちなNGな目標設定例を2パターン紹介したいと思います。多くの人が当てはまっていると思うので、参考にしてみてください。
NGな目標設定①:改善ポイントを明確にしていない
こんな目標設定を聞いたとします。
・100を切る
確かにこれは、スコア目標としては素晴らしいものですね。
しかし、これではなんとなくのレベルを脱していませんよね。漠然としすぎています。
100を切るために、何を改善する必要があるか?アプローチなのか?パター?ドライバーの方向性?
そこを明確にして初めて、上達につながる目標設定ということになります。
100切りのために、何を課題においているのか?次のラウンドまでに何を改善するのか?
と聞かれたときに、答えられる人は少数なのではないでしょうか?
つまり、”100を切る”というのはただの願いであって、目標にはなっていないといえます。
NGな目標設定例②:達成したい目標に紐づいていない
続いて100切りを目指している人がこんな目標を掲げているとしましょう。
・ドライバーの飛距離をUPする
さて、まずこの目標は100切りに紐づいているでしょうか?
例えばドライバーの飛距離が足りないから、セカンドでいつもロングアイアンを持たなければならず、結果オンの確率が低い。とその人は感じている。
であれば、この人はセカンドでのオン確率をUPしたいと思っていることになりますね。
セカンドでオンしたい、というのは80台で回るあるいはシングルプレーヤーを目指す、というレベルの人が目指す領域ではないでしょうか。
ドライバーの飛距離をUPする必要が本当にあるのでしょうか?
他に優先的につぶす課題があるのではないでしょうか?
ちなみにドライバーは最低限180Y程度飛べば、100切りには十分です。
詳しくはこちらで解説しています。
つまり、達成したい目標に紐づいていない、ということになります。
何となく飛距離UPした方がいいよね、程度にとどまっているということです。
もちろん、180Yが飛ばないことを課題視しているなら、しっかり紐づいているといえますがね。
さて、ここまでよくありがちなNG目標設定の例について紹介しました。
達成したいスコア目標に紐づいていないだったり、漠然としていて改善ポイントが明確になっていない、です。
私の経験や私の周りの人を見てみると、大半の人はこのような状態になっていると思っています。
(あるいは、スコア目標を持っていない人すらもいますが・・・。)
普通の人はこのようなことをしているんです。
普通の人と同じことをしていては、上達はできませんよね。
裏を返せば、普通の人がやらないことをやれば、上達できます。
それは面倒なことかもしれませんが、本気で上達したければ、これをやる必要があります。
周りと差をつけて、自分の理想のスコアを達成したい!と思うのであれば、ぜひ今までの自分を見直してみてください。
今までの話を踏まえて、上達するための具体的なプロセスをここから説明していきます。
上達するための具体的プロセス
明確なスコア目標を設定する
まずはここですね。スコア目標を設定してください。
110を切る、100を切る、90を切るなど、、、
まず1回それを達成するなのか、安定させるなのか、そのあたりも含めて設定してください。
ラウンドで次回までの課題を抽出する
このステップが非常に大切になります。
上記で設定した目標に対して、ラウンドで実力を確認します。
今までのラウンドはなんとなくやっていた方も、次回からは課題を抽出する意識でラウンドしてみてください。
色々な課題が出てくるかもしれませんが、その中でも1つか2つ、スコアを崩しているポイントを優先的に絞ってください。
ここで絞った課題をテーマとして設定して、次回のラウンドまでに改善する、と決めてください。
そして課題をもとに次回のラウンドでの小目標を設定します。
例えばアプローチ、今回50Y以内アプローチのオーバーがスコアを崩した原因なら、次回はオーバーをゼロにする、といった具合です。
是非、意識してみてください。
設定した課題をテーマに、練習する
自分の課題を解決するために必要な練習を組みます。
例えばネットで調べる、YouTube動画を見る、レッスンに行っている方は助言をもらうのも良いかもしれません。
そうやって次回のラウンドの小目標を達成すべく、練習に取り組んでください。
上達の一番のカギは、練習にあります。
なんとなくの練習ではなく、目的を持った練習こそが、上達に直結します。
ちなみに100切りを目指している方に向けた練習内容をこちらで紹介しています。
アプローチに注力した練習ですが、ここでの101球目~課題に対する練習という部分で、
テーマに沿った練習を取り入れてみてください。
ラウンドにて改善度合い確認、次回ラウンドまでの課題を再設定
さて、自分の課題に対して、どれだけ改善したかをラウンドで確認します。
設定した小目標を達成できるか、に主眼を置いてラウンドして下さい。
・小目標が達成できた、それでもスコアが足りない=別の課題を設定
・小目標が改善したがまだ未達成=さらに磨きをかけるべくまた練習する
といった具合に、次回のラウンドまでのテーマをここで再設定してください。
上記プロセスを繰り返す
ここまでが基本的なプロセスです。
あとは上記プロセスを、ひたすら繰り返すだけです。
地味で地道ですが、これこそが上達につながるステップと確信しています。
そしてこのプロセスを習慣になるまで繰り返してください。
毎回毎回意識しなくとも、ラウンドで課題抽出ができる、練習に取り入れられる
といった具合に。習慣の力は絶大です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
非常に本質的で基礎的な内容ではありましたが、だからこそ本当に大切なことだと心から思っています。
なんとなくの目標は、ただの願望であって目標ではありません。
正しい目標とは、目標スコアと、課題と、練習 がセットになっている です。
ここまでしっかり考えてゴルフをしている人は、少数になってくると思います。
だからこそ、このプロセスを習慣にしてしまえば、気づいたら周りと大きな差がついてくると思います。
練習場でブンブンドライバーばかり振り回しているおっちゃんを横目に、どんどん上達してしまいましょう!(笑)
それでは本日はこのあたりで失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました!