筋トレは毎日少しずつが理想的な理由を解説します

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皆さん

「筋トレは毎日やった方がいいの?」

「超回復を考えて、2~3日は空けるべき?」

「毎日少しずつが良いとも聞くし、、よく分からない」

本記事はこのような疑問を持つ方を対象にしています。男性、筋トレ初心者~中級者向けです。

近年の研究で明らかになってきている、

筋肥大は扱った総負荷ボリュームによって決まる

というスタンスをベースに、

毎日、少しずつ鍛えるのが最も効率がいい

理由について解説します。

また、初心者~中級者、忙しいサラリーマンなどに向けてどんなトレーニングルーティンを組めばいいかについてもケース別に紹介します。

本記事の内容はあくまで一例、すべてにおいて正しいとは全く思っていません。が、参考にはなる話だと思うので、皆さんのトレーニングルーティンの検討に役立ててもらえたらありがたいです。

この記事を書いた人

  • 筋トレ好き30代サラリーマン男
  • 仕事と筋トレを両立しながら5年以上(ジムトレ、家トレ両方)
  • ズボラでめんどくさがりな性格
  • 5年ほどで体重同等でウェストが絞られた、それなりの身体をゲット

途中何度もモチベの波に飲まれてはしがみつき、なんだかんだ習慣化。

そんなズボラでボチボチトレーニーなわたしが、自分なりにたどりついた

  • シンプル食生活、シンプルなメニュー(上半身主体)でカッコいいボディメイク

について発信。

私と同じくとにかく仕事が忙しい、めんどくさがり、でもカッコいい身体は欲しい・・・

そんな皆さんのお役に立ちたいと思っています。詳しいプロフィールはコチラ

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※諸事情により現在非公開です。近日中に公開します、申し訳ありません


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筋トレを毎日少しずつやるべき理由

※画像はイメージです

総負荷ボリュームが筋肥大において最重要である

を裏付ける研究結果を示し、ボリュームを稼ぐためには

出来るだけ高頻度(毎日が理想)で、少しずつ鍛えるのがよい理由について解説していきます。

総負荷ボリュームが筋肥大の結果を決める

当サイトで何度か紹介しているのですが、近年の研究では、

1週間あたりの総負荷ボリュームが筋肥大の度合いを決め、頻度は関係ない

という結果が報告されています。

筋トレをかじったことのある多くの方は、

皆さん

1か所鍛えたら48~72時間は超回復のために時間を空けた方がいい

と考えている方が多いのではないでしょうか。

しかし近年の研究によると、「頻度」は筋肥大に有意な影響を及ぼしていないということになります。

したがって、トレーニングとトレーニングの間に、「超回復(筋肉の成長)」のために日数を空ける必要はないかもしれない、ということになります。

☟根拠となる論文☟

2022年1月に『Frontiers in Physiology』誌に掲載された研究では、トレーニング経験者を対象に、週2回(中頻度)と週4回(高頻度)の等量のレジスタンストレーニングが筋肥大と筋力向上に与える影響を比較しました。

9週間の全身プログラムの結果、両グループとも筋肉量の増加に有意差は見られませんでした。

この研究は、週の総トレーニング量が同じであれば、トレーニング頻度の違いは筋肥大に大きな影響を与えないことを示しています。

Equal-Volume Strength Training With Different Training Frequencies Induces Similar Muscle Hypertrophy and Strength Improvement in Trained Participants

もちろん精神的な疲れや、1回のトレーニングで強烈に追い込み翌日筋肉痛で動けない、という場合はしっかり休息をとる必要があります。

そこで大切になるのは、「高頻度」で、「少しずつ」鍛えることです。

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日にちを空けるべき、の本当の理由

※画像はイメージです

筋肉には、「筋疲労」が存在します。

同じ日にベンチプレスを10セット、週1回でトレーニングしていると、どうなるでしょうか?

1セット目は50kg×10レップ

挙がっていたとしたら、4セット目あたりから回数は落ち、10セット目まで行くと数回しか挙がらない、といったことになるでしょう。

同じ日にハードに追い込んでいるので、「筋疲労」が蓄積するため当然のことです。

その筋疲労を回復させるために、数日は休む必要があるでしょう。

今度は、ベンチプレスを2セットずつを5日間で、トータル10セット行うとどうでしょうか。

この場合、1日あたりのトレーニングでは2セットだけなので、全セットで10レップを挙げられると思います。

つまり、週5日の高頻度で、少しずつ鍛えた方が、トータルで稼げるトレーニングボリュームは大きくなり、筋肥大の効果も多く受け取れます。

とれお

1日でハードに追い込んだ場合、その「筋疲労」を回復するために数日間空ける必要があります。
翌日に疲労を持ち越さない程度に、毎日のように鍛えてボリュームを稼ぐ方が、筋肥大は効率的に行える、ということになります。
「超回復」のような、筋肉の成長のためにあえて日数を空けることはあまり気にしなくていいでしょう。

毎日少しずつ鍛えて、総負荷ボリュームを稼ぐ

以上の話をまとめると、

  • 1週間で総負荷ボリュームを稼ぐ
  • そのためには、1日のトレーニングは翌日に疲労を持ち越さない程度に抑える
  • そのうえでできる限り高頻度で鍛える

これが、筋肥大にとって最も効率のよいルーティンになります。

筋トレは「毎日」、「少しずつ」やるのが良い、の理由がわかっていただけたでしょうか。

この話は、たとえ初心者であっても、中級者以上であっても同じです。

特に初心者の方はじめのうちは筋肉がつきやすいです。

自重トレーニングでもジムでも、毎日少しずつトレーニングするのが良いでしょう。

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筋トレで毎日少しずつ鍛えるためのルーティン構築

※画像はイメージです

毎日少しずつが理想とは言いますが、さすがに毎日筋トレできる人は少数だと思います。

ここからは

  • 超初心者で、自重から始める人
  • ジムに通い始めている人
  • ある程度経験のある中級者以上
  • 忙しいサラリーマン

に向けて、どんな頻度で、どんな種目を、セット数やレップ数にも言及しながらトレーニングルーティンの構築アドバイスをさせていただきます。

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初心者の方

まず、筋トレ経験のない完全初心者の場合は、軽い種目や自重トレーニングで毎日行うことをおススメします。

全身の筋肉をつけていきたいので、以下のような種目を行うことをすすめます。

  • 脚:スクワット
  • 大胸筋:腕立て伏せ
  • 腹筋:腹筋ローラー
  • 背中:懸垂

腹筋ローラーはちょっとハードルが高いかもしれませんが、腹直筋が伸びた位置でかなり負荷がかかりますので、筋肥大効果は絶大です。おススメです。

ただし腹筋は鍛えるだけでは割れませんので、体脂肪を下げるために減量にも取り組む必要があります。

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ジムに行ける、通っている方

※画像はイメージです

ジムに通い始め、より効率的に筋肥大をしたいという方は、以下のような種目に取り組むことをおススメします。

  • 大胸筋:チェストプレス
  • 脚:レッグエクステンション
  • 肩:ショルダープレス
  • 背中:ラットプルダウン

初心者の方はとりあえず10回×3セットを目安に、毎日はさすがにきついと思うので1日おきの週3~4回鍛えるのが理想的です。

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筋トレに慣れてきた方

ある程度筋トレに慣れてきた方は、フリーウェイト種目(バーベルやダンベルを使った種目)も取り入れていきましょう。

  • 大胸筋:ベンチプレス、ダンベルプレス
  • 脚:スクワット
  • 肩:ダンベルショルダープレス、サイドレイズ
  • 背中:懸垂、ダンベルロウ、ラットプルダウン

これらの中から1種目ずつピックアップして、ルーティンを構築することをおススメします。

とれお

上半身重視の最近のわたしは、

  • ベンチプレス
  • サイドレイズ
  • 懸垂 or ラットプルダウン
  • アブローラー

を2日鍛える☞1日オフ
でルーティンを組んでいます。

特に肩のボリュームを出したい場合、中部狙いのサイドレイズで鍛えるのがおススメです。

前部はベンチプレスで刺激が入っているため、ショルダープレスは毎日のようにやらなくても十分。

逆に中部は他の種目でほとんど刺激が入らないため、サイドレイズでしっかり刺激を入れてあげる必要があります。

ここに挙げた種目の重量目安などは以下の記事で書いていますので参考までに。

忙しいサラリーマンの方

※画像はイメージです
皆さん

「仕事が忙しくてそんなに高頻度でジムに行けない・・・」

「平日夜はジムが混んでいて、マシンやベンチ台が使えない」

このようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

そのような方におススメしたいソリューションは以下の通りです。

忙しいサラリーマンの筋トレ対策

  • 朝トレに取り組む
  • 自宅に環境を構築する

朝トレに取り組む

ハードルが高いですが、「朝トレ」はかなりおススメのルーティンです。

要するに、出勤前にジムに行って鍛えるというものです。

朝トレのメリットは以下の通り。

  • ジムがガラガラで使い放題
  • 自己規律が高まる

自分のやりたいメニューがこなせますし、生活習慣が超ハイレベルに整います。

朝ジムに行ってから仕事に行くなんて、「普通の人」には無理です。

それをこなしている時点で、上位数パーセントです。

皆さん

どうせみんな、ギリギリに起きて急いで準備してパンをかじりながら家を出て・・・そんな感じかな。

反面俺は、もうトレーニングという1日の最重要タスクを終わらせている。誰も俺を止められないぜ!

こんな気持ちになれます。

自己肯定感が高まりますし、朝なので時間との闘いであり、トレーニング効率もアップ。

しかしもちろんデメリットや、ハードルの高さはあります。

より詳しくは以下の記事で解説しているので読んでみてください。

筋トレをやるべき時間帯は朝で決まり!【忙しいサラリーマンこそ朝トレしかない】

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とれお

わたしは朝トレをきっかけに「朝に活動する」ルーティンが習慣化しました。

現在はこのサイトの更新や読書などに取り組んでいます。たまに筋トレも。

朝トレは人生を変えるパワーがあると思っています。

自宅に環境を整える

  • ダンベル
  • トレーニングベンチ
  • 懸垂マシン

この3つがあれば、ほとんど全身を鍛えることができます。

自宅にスペースを設けることで、

  • 混雑を避けられる
  • すぐにトレーニングに取り掛かれる

というメリットがあります。朝トレと組み合わせても良いでしょう。

何かに継続的に取り組むには、

ハードルを下げる

ことが最重要です。

ジムへの移動というハードル

を排除することで、筋トレを継続することができます。

「毎日」、「少しずつ」鍛えるには最適なソリューションかと思います。

詳しいグッズやダンベルでのトレーニングなどについては以下の記事で解説しています。

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セット数やレップ数の考え方

※画像はイメージです
皆さん

毎日、少しずつの大切さは分かった。
具体的にどれくらいのセットやレップ数を1日でこなせばいいの?

という方もいると思うので、解説します。

まず、超初心者で自重トレーニングをメインにする場合は、「毎日」、3セットずつやって問題ないでしょう。

もちろん精神的な疲労や身体の疲れが出る場合は、適度に休息を入れましょう

ジムのマシンやフリーウェイトで本格的なトレーニングをする場合は、

  • 1日1部位当たり、5セットを上限目安に、週に4~5日鍛える
  • 各種目のレップ数は10回でOK
  • 筋力アップを狙いたい場合、高重量3レップも取り入れる
  • 筋肥大効率をアップさせたいなら、低重量30レップ以上の超高レップも混ぜるとなお良い

このような感じです。

このあたりについて詳しくは以下の記事で解説しています。

筋トレで5セットはやりすぎになるのか、研究結果を交えて考察します

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何日空けるとダメなのか?

※画像はイメージです

逆に何日空けてしまうと筋トレ効果は減っていくのでしょうか?

答えは、おおむね3週間目から筋肉の減少が始まる

と言われています。

逆に1~2週間程度休んでも、そこまで大きな筋肉減少にはつながりません。

私自身も1~2週間程度ではそこまで落ちた経験はありません、若干落ちてもそれは動作を忘れているだけで、数回やればもとに戻ります。

さらに言うとベンチプレスを半年ほどまったくやらない時期がありました。(ダンベルプレスは軽くやっていた)

それでも1ヶ月もしないうちにもとの重量(たしか80kgほど)に戻り、その後最高重量を更新しましたので、たとえ数か月空いたとしても

マッスルメモリー

の力で、一度鍛えた筋肉は比較的早く戻ってくれることを実体験により体感しています。

詳しくは以下の記事で。

筋トレを1週間休むとどうなる?不安を解消する正しい知識教えます

本記事ではこのようなお悩みを抱えている方に向け、以下のような内容を解説します。 筋トレを1週間休んでも筋肉が減る心配はない理由を理解できる 適度な休息が筋肉の回復やパフォーマンス向上に効果的であること ...

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総括:毎日少しずつ筋トレをして、理想の身体を手に入れよう

記事のまとめ

  • 筋肥大は頻度には関係せず、かけた総負荷ボリュームによって決まる
  • 翌日に疲労を持ち越さない程度に、少しずつ、高頻度で鍛えるのが理想
  • 超初心者の方は自重トレーニングを毎日のように行って問題ない
  • 本格的なマシントレーニングなどを行う場合、週に4~5日行うと良い
  • 1日で1部位に集中的なトレーニングを行うと、後半は疲労で重量を稼げない、かつ疲労の回復に日数を要するため、非効率
  • 毎日とまではいかずとも、高頻度でまんべんなく、少しずつ鍛えるのが良い

もちろん、筋トレ界隈の主流である「分割法」トレーニングを否定するわけではありません。

これで結果を出している人が多くいます。

この記事は1つの参考程度に、ご自身のトレーニングルーティン見直しの材料にしてもらえたら幸いです。

とれお

筋トレを1年継続できる人は4%以下です。

どんな形であれ、筋トレに習慣的に取り組むだけで素晴らしいです。

一緒に頑張ってまいりましょう!

本記事の内容は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

とれお

管理人のとれおです。 30代筋トレサラリーマン。元ガリガリ。 ずぼらで面倒くさがり。 自分なりのペースとやり方で筋トレ歴はなんだかんだ5年。 日々忙しく、ちょっぴりめんどくさがりなサラリーマンでもカラダ改革できるよう自身の経験をもとに情報発信。

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